ピュアサウンド横浜が小売店としてセンター南に移転する以前から、SOULNOTE ブランドのオーディオ機器は私達が気にかけていたメーカーである。
御縁があり、双方お話をする機会を重ねて、ようやく昨日、私が正式に会社訪問をする事が出来た。
その機会を作ってくださったのも、SOULNOTE創設者である鈴木氏であり、我々の様な小さく名も無い販売店、そして何処の馬の骨か分からない私を分け隔てなく、そして快く迎え入れてくれた。
実は今回、お会いするのは2度目である。(会社訪問は初めて)
表現は難しいが、ロック魂を最初から感じていた私は、鈴木氏と色々なお話をさせて頂く事が出来、また共感する部分を多く持てた。
組み立て中の sm10
なんと、自社工房で鈴木氏自らが手塩に掛けて組み立てている sm10。 撮影とWeb掲載のお許し頂いた。
sm10の内部構造は意外なものであった。干渉波を素早く消し込む為に全域が波型エッジ構造になっており実にシンプル。そして吸音材等は全く使用しない設計だ。これは面白い。
sm10 専用ユニット
ユニットは吟味を重ねた末、ようやく出来あがったという同軸フルレンジタイプのものだ。
ネットワークはユニット背面に留められた基盤一体化型である。
設計から開発、そして製造までを隈無く見通している鈴木氏。SOULNOTEブランドのハンドメイド製品sm10が鈴木氏の手を通じてここから誕生していくわけである。
SOULNOTE 試聴室
色々な談義の後、待望の試聴の時間がやってきた。
部屋全体は6畳程の部屋だが、これぞまさしく一般家庭の書斎、いや一人暮らしを含めた自分の部屋の広さだと思う。
この部屋を贅沢に使い、スピーカーを前面に引き出して音場を作っている。部屋全体はライブ感があるが、この環境こそまさしく「普通」の部屋であろう。
ゆったりと、SOULNOTEブランドの機器を試聴、体感出来るようになっている。
鈴木氏オススメのCDを試聴させて頂いた。
システムの存在が消えるような感覚で楽曲が再生され、その奥に演奏者の存在が浮き出ているようなバランスの取れた見事な音場だ。
私は早速、持参したCDをかけてもらう事になった。恥ずかしながらも、タイの民族音楽である。これには私なりの理由があり、頭にインプットされた生楽器の音がどれだけ心に響いてくるか、まさに感覚的に捉えるためにこのCDを持参した。
ケーンという楽器を使った民族音楽だが、日本でいう笙と似ている楽器の現地録音だ。ケーンの音、そして他の楽器との重なりがとても分離良く奏でられていた。
そして、次はチベットのお経だ。とはいっても現代風にアレンジされた楽曲だが、縦笛の心地よい響きに鈴木氏と私は二人で眠くなってしまった(笑
最近はBBCモニターばかりを聴いていたせいか、sm10のダイナミックレンジの広さや低域の奥深さは心に響くものがある。
日常的に音楽を聴くシステムとしてはスペック的には十二分であり、スタジオモニターとしても導入されている事を伺うとsm10の存在意義はしっかりと確立されているのかもしれない。
とてもシンプルなシステム構成ではあるが、現代のソースを含め幅広い音楽を心で感じることの出来る、まさにSOULNOTEである事を実感した。
その後も鈴木氏、曽根氏と音楽、製品、そして人生、色々な話を重ねる事が出来たが、人柄を含めてSOULNOTE製品が出来上がる仕組みが浮き出てくるような時間を満喫させて頂いた。
当店に、SOULNOTEブランドのシステムが導入される日も間近だ。




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