2012年4月12日木曜日

ドライバインストール不要で 24Bit/192KHz音源の再生 / ラトック RAL-24192HA1

久しく、業界的にも朗報、といった感じでしょうか。
特定の個人ユースにとっては、とても面白い商品が発表されました。

オーディオ業界でも知名度上昇中の、ラトックシステムさん(オーディオHPはこちら)が、4月下旬より出荷予定の商品です。
(情報解禁 4/12指定のメーカー情報です)

<RAL-24192HA1> DAC 内蔵ヘッドホンアンプ
特徴的なのは、なんといっても、24bit/192kHz 再生を専用ドライバー無し、USB Audio Class 1.0準拠で実現をしてしまったところ。(ラトックシステム、独自開発ファームウェア)
そして Windows & Mac 両対応です。


見た目は、RAL-24192UT1 と似ているが
S/PDIF と USB の切り替えスイッチが特徴


今まで、同社含め USB Audio Class 2.0 による各社のドライバー依存にて再生を行なっていた 24bit/192kHz の音源再生。どうも不安定な、そして環境によってはなんだかうまく再生出来ない事もしばしば。
そんな不安から開放してくれそうな新製品です。
また、ユーザーによってはとてもメリットがあるでしょう。
・わざわざ、USB Audio Class 2.0 対応ドライバーをインストールしたくない
・将来的なOSアップグレードに不安がある(OSドライバ依存を避けたい) Windows 8 ってどうなの?など

色々な使われ方が有るとは思いますが、やはりパソコンをイジるのか、音楽を聴くのか、の目的が入れ違わない様にしたい人が殆どでしょう。(私も実はそのうちの一人!)
いわゆる、Windowsでも ポン付け、24bit/192kHz 対応! と言えます。

でも、「192kHz で聴ける音源って少ないよね」
というのはユーザー様の正直な感想かもしれません。ごもっともです。
これから音源業界?はどうなっていくのでしょうか。とても楽しみですね。

とはお伝えしたものの、
まだ本機の音質を確かめていない事もあり、現時点では聴いた感想はお伝えできませんが、
定評のある、前作(RAL-2496UT1)に負けず劣らずといった製品に仕上がっていることを期待しましょう。

ソフトウェアのアップデート、および開発による製品のグレードアップは技術開発部隊のあるメーカーならではのものでしょう。
今後のラトックシステムさんに期待です。


製品案内資料 RAL-24192HA1

定価: 48,000円
5V 2A オーディオ用ACアダプタ が付属しているとのこと。



ピュアサウンド横浜ネットショップ RAL-24192HA1



2012年3月8日木曜日

Weiss MAN301

Weissからとうとう発売が決定しました。(2012年3月中旬以降です)
MAN301

Music Archive Network Player の名の通り、ネットワーク上のアーカイブを再生する為に生まれたオーディオ機器です。
そして、CDプレーヤー搭載という至れり尽くせりの筐体です。
なんといっても、DAC内蔵タイプはWeiss品質のDACだと思うとこれはなかなか見ぬふりが出来ない製品となっていそうです。(DAC内蔵タイプとDACなしタイプがあります)


iPadをリモコンとして連携したオーディオプレーヤーの為、上記のチラシの様なアプローチとなっています。iPad用アプリはWeiss社にて独自開発されているということです。


チラシ裏面の解説を読む限りですが、USB端子はUSBストレージ(USBメモリ等)を接続するためにあるようで、この辺りは、やはりFirewire接続を重視した企業ポリシーが変わっていないという嬉しさも伴っています。

日本代表事務所のAZ AUDIOによると、3月中旬以降に国内へ入荷されるとのことでした。

気になる価格ですが、
DAC内蔵バージョン  1,200,000円(税別)
DACなしバージョン       900,000円(税別)

Weissファンの方は見逃せない製品となりそうです。

2012年3月3日土曜日

ヘッドフォンで聴く音楽

最近、ヘッドフォンで音楽を聴く時間が増えたこともあり、随分と久しぶりにRAL-2496HA1を持ちだしてきた。

RAL2496HA1 + アナログトランス電源、Windows7での組み合わせが良い感じに鳴っている。
気が付いた点を少し。

1.やはり、Windows7 は再生音が素晴らしい。(WindowsXPと比べて)
2.Foober2000 も大型Spectrum表示があったということに今さらながら気がつく。そしてシンプルでありながら意外と高機能。
3.KARAの楽曲はヘッドフォンで聞くと良く聞こえる。
4.世界のマイケルはやはりマスタリングもGood.
5.Foober2000自体をRAMDISK化したエリアで再生しても変化があまり感じられない。(ある意味当たり前)
6.電源を切るときは気をつけましょう。


1.パソコンを昔から使っている人は、XPマシンを使っている人も多いことでしょう。ここは思い切ってWindows7へ乗り換えることをおすすめしたい。この差は一聴瞭然と言った感じでもある。
また、Foober2000のWASAPI経由の音質は、実際のところVistaもしくはWindows7でしか体験出来ない。そう思い切りが大切なのである。

2.Foober2000 を初期状態で真っ白なまま使っている人も多いのではないだろうか。ここは気分転換で、イメージを少し高級にしてみてはいかがだろうか。インストールすると直後にレイアウトが選択出来る画面で、もしくは、[View]->[Layout]->[Quick setup] から適当に選択すると色々と楽しめてしまう。ファンも多いFoober2000 だが、さすがに出来も素晴らしく良いソフトウェアであるのは、私が述べるまでもないほど素晴らしい。

3.KARA。そう、あの韓国POPスターKARAだ。特に何でもありな私なのです。「KARAREVOLUTION2」を韓国のレコーディング版ということで(音質が良いかもしれないという)淡い期待を抱いて発売当初に買ってみたのだが、撃沈させられたCDだったいうのは大変残念なお話。(音質的にはという意味です)
音楽的には、やはり売れるだけあり素晴らしい作曲家の方が関わっているのかメロディーは素晴らしく良いと思うのが正直なところ。私もどちらかというと好きな感じですが、オーディオ屋がKARAか。と引かれそうです。ですが、こういったアーティスト達からも色々と学ぶところも多いのでひと文句書いておきます。
要するに、当店が設置している普通のオーディオシステムでの鳴りは良くありません。どちらかというとボロボロです。言ってみれば聞けたものではありません。何が聞けたものではないのかが解説するのが難しいのですが、そういうものだと諦めていたのが実際のところでしょう。
2009年のレコーディングですからそれは申し分ない音質なはずなのですが、K-POPとはこういったものなのでしょうか・・・
ところが、ヘッドフォンで聴いてみるとどうでしょうか。
今までに聞いたことのない鳴りっぷりで鳴っているではないか!と驚いたのが正直なところ。これは本当にヘッドフォン用にマスタリングされているのではないか、と言わざるを得ない。Spectrumも綺麗にビッシリきているあたりははやり打ち込み系の楽曲らしい。
(RATOCさんの RAL-2496HA1の出来も良いと言いたいところだが、ここはぐっとこらえて)

これを機に、何が良くて何が悪いのかさっぱりわからなくなってしまった。
というのが正直な感想である。
実はあまり深く踏み込みたくなかった領域でもあるのだが、ヘッドフォン恐るべし。である。

4.そう考えると、世界のマイケルジャクソンのCDからは同様な打ち込み系の楽曲は、オーディオシステムとヘッドフォン、両方共に綺麗に鳴ってくれる。アーティストイメージだろうか、いやそんなことは絶対に無い(笑)

マスタリングの重要性に気付かされる一件でした。

5.ついでに、巷で流行っているRAMDISK化 をしてみた。
実行媒体のFoober2000自体をRAMDISK化したエリアに移動。そしてシンボリックリンクという単純設定ではあるが、この状態で試聴テスト。
実際のところ、音楽の鳴りに差はあまり感じられなかった。というか、ほぼ関係無いと言える。何故なら、WindowsOSは特殊な場合を除き実行プログラムをメモリ上へ展開するためプログラム自体へのDISKアクセスによるオーバーヘッドは皆無だと思われるからだ。実際にこの辺りに詳しい方に厳密にテストしてもらっても良と思うが、聴感上はやる意味がないと私は判断した。
ただ、せっかく行ったRAMDISK化なのでそのままで聞くことにしよう。Foober2000自体の初期起動は若干早い。



今更強調することもないが、この「エルサウンド USB互換アナログトランス電源」を用いるのとそうでないのとの差は歴然だ。
ヘッドフォンアンプが生きるか、死ぬか、はこの電源により本当に左右される。
USB系のヘッドフォンアンプをお持ちの方は、一度この電源を考慮されたほうが幸せになれることは間違いないと思う。
これは、RAMDISK化や、ケーブル云々よりも音質改善への効果が出やすい。


6.電源を切るときに、例えば「USB互換アナログトランス電源」を切ると、あまり良くない。これは電源部分が突然にしてパワーダウンしその勢いでDAC側も再生を続けようとするために、とんでもないノイズが出る場合がある。本ヘッドフォンアンプの場合はその現象が起きていた。
大音量で聞いている際に、間違えてアナログトランス電源の電源を抜いてしまったら、耳を痛めることになるので注意が必要だ。


試聴した状況は、下記。


このヘッドフォン(イヤーモニター)は、センサフォニックス社の Prophonic 2XSである。その昔、もう5年ほど前になるだろうか、自分の耳の形を取って作成したものだ。
ジャストフィットではあるが、私はやはり、Etymotic Research社の ER-4Pの方が好みなのだ。
折角なので、特徴を少し。
このProphonic 2XSは、ドライバーが2つ入っている。2Wayなのだ。もちろん片耳だけに。
両耳で合計、4つのドライバでステレオ再生をするわけなのだが、音質的には素晴らしい。特に押出感はER-4Pよりもさすが2Wayというだけある。
ケーブルもしなやかで、ER-4Pよりも取り回し的には最高な出来具合である。
ただ、私が挙げるとすればの難点を書いておく。
・例えば公共交通手段で移動中に、何かあった場合に速攻脱着が難しい。そして気密性が高い為に外部の音がほとんど聞こえない。ある意味危険さもある。
・ずっとはめ込んでいると、耳が痛くなってくる。これはジャストフィットとはいえシリコン製の異物がデリケートな部分に密着しているのであるから仕方ないのだが・・・



こんな感じで、突き詰めていくとキリがない、キリがないからこそ楽しい。
そんなオーディオを(ヘッドフォンを含め)楽しんでいきたい。


2012年2月23日木曜日

フェーズメーション / フェーズテック

Phasemation フェーズメーション PhaseTech フェーズテック

今回、2回目の訪問となりました。
昨年に1回、今年になって1回、なかなか歳と共に重たい腰が上がらずメーカー訪問のブログ掲載をようやく行わせて頂きます。

アナログオーディオでは老舗のメーカーさんということもあり、PCオーディオを主軸に扱う当店でもこのアナログオーディオの良さは良く理解しているつもりでございます。
「フェーズメーション」は元々海外向けのブランド名として展開をしており、現時点でデジタルオーディオ系の製品も「フェーズメーション」ブランドとして展開しているようです。

アナログカートリッジ、プリアンプ、パワーアンプなど、アナログオーディオの良さを最大限に発揮してくれる製品群もとても魅力です。

会社は、共同電子エンジニアリング株式会社、となっておりオーディオメーカーを匂わせない雰囲気もまた知らない人にとっては不思議と感じるところかもしれません。創設者のオーディオ好きが功を奏して今の“フェーズメーション/フェーズテック”ブランドが確立されたという事は、私が述べるまでもないでしょう。

フェーズメーション/フェーズテック の試聴室

試聴室はオーディオ専用設計となっており、スピーカーはあのJBLの最高峰“Project EVEREST DD66000” が、お出迎えをしてくれます。
もし、同試聴室に足を運んでみたいという方は、当店宛までご連絡下さい。

さて、当店でも取扱をしている、“HD-7A” は USB Audioとしては「96kHz/24bit」対応で、とても素晴らしいDACです。この一言に尽きます。私は、この価格帯のDACでは、本機より右にでる機種はなかなか無いのではないかというくらい好きな音色を奏でてくれます。同社は続いて、“HD-7A192” を発表しています。


実はこの時、本機“HD-7A192”のファームウェアの最新バージョンを聴き比べすることが出来ました。
変わっているのは、内部のプログラム(ファームウェア)のみ。
何も聞かされず、同社の井上氏に「これどうですか?」という具合に次々とソース再生をして頂きました。
明らかに異なるこの音質は何か?と聞いたら見事な回答が得られました。
簡単に言うと、プログラミングで内部バイパスを作ったとのこと。
今までのファームウェアではこの部分に手を入れておらず、最新のファームウェアではこの「バイパス」手術が施されたものがインプリメントされているようです。

「あ、これは最新ファームウェアの方が良いな」 という感じは明らかでした。
正直、こんなことをするだけ(すみません、開発の御苦労は結構あったと思いますが)で音が変わっちゃうんだ・・・ というのが正直なところでしょうか。
なにより、良い音楽を奏でてくれるというのは誰もが喜ぶことでしょう。



当然、アナログレコードの試聴も出来るようになっています。
ここでは、聞きなれた、Best Audiophile Voices のレコードが偶々あり、早速試聴です。
「あぁ、あの美声が・・・」 これはデジタル系の再生機では体感出来ないであろう、しっとりしとした女性の見事な美声です。
この、アナログオーディオを味わってしまうと、いくら手間がかかろうがアナログレコードを聴きたくなる心理はオーディオ好き、音楽好きな人なら誰もが同じなのではないでしょうか。

さて、同社がアナログパワーアンプとして製品化した最高峰モデル“MA-1”。今まで再生されたものも結果としてこのアンプを通した出音です。



真空管世代の方には最も興味があるとは思いますが、あまり詳しくない、もしくはあまり興味の無い世代の方々からするとあまりピンと来ないかもしれませんが、“MA-1”は 1988年製 Western Electric 社製 300B を用いています。
私もどちらかと言うと後者に傾いている方ですが、この球の主張具合はあまりお目に掛かることの少ないオーディオアンプかもしれません。
かつ、光量が半端じゃなく明るい。(こちらは、CETRON UV-845)
何かの非常灯かな?と思う方も居るのではないかというくらいに光り輝いています。
ペアで、5,000,000万円というフェーズメーション最高峰の真空管アンプです。


内部が気になる方のために、アンプの裏側も許可を得てしっかりと撮影させて頂きました。
私も電気工学を少し学んでいることもあり、この辺りは少し興味のソソるところです。
一目見て驚いたのは、その配線の綺麗さ、ハンダ付けの綺麗さ、でしょうか。
また、「部品配置が音にどう影響するか」までは定かではありませんが、何しろ内部的にも綺麗そのもの。これはマニアが見たら高い評価の出来るものなのではないでしょうか。
いっとき、海外輸入の真空管アンプの裏蓋を開けた時に、びっくりしたのはその配線の汚さ。あれ少し触れると千切れてしまいそうなハンダ付けに驚いたものです。
同社は決してそのような事はありません。Made in Japan の製品です。


さて、話題はデジタルに戻ります。
同社では、井上氏を筆頭にデジタルオーディオ市場の活性化に力を入れていますが、何より各試聴会にて下記のようなパネルを持ち込んでユーザーへ説明をしているという事を聞きました。
その名も「CD再生を極める」です。
一見、今時CD再生ですか? と思わざるを得ないこのフレーズだか、このパネルに書かれたことが意味するところは深いのです。



今、PCオーディオに勤しんでいる皆様はこの「CDトランスポーター」という部分の意味合いを深く考えたことは有るでしょうか?
私は、「PCに付いているCDプレーヤーだから、普通のCDプレーヤーと変わらんでしょ。今はソフトウェアも充実しているし・・・」
と安易に考えたフシもありましたが、実はこの辺り、単独のCDプレーヤー(トランスポーター)を使う意味合いというのは大きいのです。再生音に大きく影響してきます。(あ、ちなみに、ファイル再生ではなく、ディスク再生の場合ですね)
トランスポーターに再生信号を出力するのに力を使わせ、そしてDAC側でクロックをあてるというのが有効であろう、という解説でもあります。
すごく言えていますね。と、井上氏からこのパネルを前に解説を貰った時に、大きく頷いてしまいました。
PCオーディオのまずいところは、何しろ「PC=パーソナルコンピューター」を使っているところです。それを言っては元も子もないのですが、通称パソコンはともかくマルチタスクを目指して設計されている為に、色々な仕事を同時にこなす機械です。これが良くも悪くも、オーディオ再生専用機に勝るわけはないというのが、現時点では一般的な考え方です。まぁ、そうですよね。いくらパソコンとはいえ、ディスプレイ信号は出していて、ネット回線にはつながっていて、ウィルス対策ソフトが見えない場所で動いていて・・・、と色々と忙しい中で音楽を再生するわけです。理論上は正当に思えるこのパソコンの世界も、実はそんなに正当ではないというのがオーディオを主軸に考えた場合の世界です。



アナログ系、デジタル系、ともにユーザーを納得させる良い製品作りを行なっている同社に、これからも学ぶことが大きいと共に、行き着くところはアナログなんだと思わせられてしまう魅力もまたこのブランドの強さなのではないかと思う。

私と同行した人物が、「デジタルがアナログに追いつくのにどれくらいかかるか?」という質問を同社の井上氏にした時に返ってきた回答は
「あと、20年くらい掛かるんじゃないの・・・」
と苦笑い。
それだけ、デジタルオーディオは過渡期という事でもあるのだろうか。
そんな同社の井上氏に今後も期待をしたい。

確かに、あるオーディオ機器を聞いた時に、「しっくりこないな」というのは、人間が体感することで言葉に表しづらいのだが、現実にそれがあるのは確かだ。私はこの正解のない世界が大好きである。オーディオは十人十色が当たり前なのである。
その体感を大切に、自分の聴感を大切に、これからもオーディオの世界を楽しんでいこうと思う。

ピュアサウンド横浜

2011年12月28日水曜日

Fundamentalブランド製品 / SOULNOTE sd2.0B

年の瀬になかなかのGoodSound、GoodMusicがここピュアサウンド横浜・センター北にて、念願のSOULNOTE sa2.0Bを介して心地よく鳴り響いている。


192kHzの音出しテストをSOULNOTE鈴木氏、曽根氏と共にチェック。
また、新作のスピーカーケーブル、XLRケーブル達も!

スピーカーケーブルにおいては初の製品化を成したものであるが、コネクタ部のスタイリッシュな感じがとても好印象!(5年間の構想を実現した製品)

既に周知されているとおり、Fundamental (http://www.fundamental.jp/) ブランドとして第一弾に発売された製品である。

今回は、sd2.0Bにて、Mac / Windows の両機での出音を聞き比べる事が出来た。Windows用の64bitドライバーも正常に動作しており、私が操作する限りでは無事に操作に詰まること無く音出しが行えた。これはMacでも同様である。
このシームレス感がとっても大切であるのだ。

何度も申し上げるようではあるが、音楽を聴くまでのプロセスを楽しむのも「アリ」ではあるが、PC操作のプロセスを楽しんでいるうちに、自分の成していることがなんだか分からなくなってきてしまわないように心がけなければならないのが、このPCオーディオの奥深さでもある。

現時点での最新Mac-mini (Corei5) において、192kHz音源は再生途中で少しだけCPUの処理不足が起きてしまっていた。(もしかすると、メモリ不足なのかもしれない)
これが、Corei7 では改善されるであろうが、少しこの点が気になった。
Audirvana を用いた再生で、他は全くチューニングはしていない状態だ。
もし、Mac-miniでPCオーディオを始められる方は気をつけたほうが良さそうである。

また、Windows7ではメモリが5G程搭載されているのが幸いしてか、i5同等レベルのCPUでも問題なく再生が行えていた。


sd2.0Bは、sd1.0と比べ、劣らず派手になり過ぎずとても綺麗な音色を奏でてくれた。合わせて、192kHzの音源再生も奥行き感、空気感の再生能力は見事である。
合わせて、sm10の実力を十分に発揮しているシステム構成だ。

あの、山下達郎のレコーディングを手がける中村辰也氏がスタジオでこれらSOULNOTEの機器を用いている事を聞けば納得である。それらは柿のねたに詳しく書かれているのでご参照を。

またもや、鈴木氏と曽根氏の魅惑に連れられ、遅い時間まで談笑させて頂いたのであるが、向いている方向が似ているというのは本当に面白いものだと感じた。



さて、PCオーディオをやっていく、もしくは聴いていくに当たり
色々な点を踏まえ、Mac音色、Windows音色、というのがある。
厳密に聴きこめば聴きこむほど、このOSの差があるとは思うが、人により聴く音楽や機器、環境が異なるように、そこへ強すぎるこだわりを持ってしまうのは、どうかと思う今日この頃である。
※最近は時間軸、精神状態迄をも考慮しなければ人によるその差の平等性は生まれないのではないかとさえ感じるようになった。
自分自身が素直にチョイスしたものが一番良いのである。

結果として、心地良い音楽を、聴いていて楽しい音楽を。それを強く求めるが故にメカマニアを目指すのは私の趣旨にはあまり合わないのだろう。
※当然、男子であるからには電気系統には抜かりのない興味がある私ですが・・・


音楽、って音を楽しむって書くではないですか。

オンガク(音苦)、にならないようにしようではありませんか。


2011年は皆様のお陰で良い年を過ごすことが出来ました。とても感謝しております。
新年からも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。

※年内は、大晦日までオープンしております。ご希望がございましたら必ずご予約を!

2011年12月20日火曜日

EL SOUND (エーワイ電子)

入り口にさりげなく飾られたLED看板
EL SOUND (株式会社エーワイ電子)

寒さとともに外出するのも少しばかり億劫になってくる季節となりました。
そんなこともお構いなく、北へ南へと足を運ぶと色々なことが発見できるのも楽しみの一つです。

今回は、当店でも特にユーザーの方が多い「EL SOUND」へ訪問。
ピュアサウンド設立当初からお付き合いのある会社さんと言えども、大変お恥ずかしながら具体的な工場訪問は初めて。色々な発見を皆様へご報告させていただこう。

既にご存知の方も多くいらっしゃるかと思うが、会社名は「株式会社エーワイ電子」となっており、一見「オーディオ」とは無縁のイメージを持っている。
「EL SOUND」ブランドの製品は、代表の山枡氏のオーディオ好き、一歩たりとも譲らない拘りから世に製品を創出していることは多くのユーザーに既に知れ渡っている事かも知れない。
上記の写真にある看板の通り、LED関連の事業も手掛けている。
このような製品を製造するのはお手の物らしい。(早速、一つ当店へ展示する看板を頂いてしまった)
また、会社名に「電子」と付くとおり、色々な弱電基板の設計~開発を行っており、こちらがメインの事業となっている。
私はある意味、失礼ながら一安心をした。
何故かって?オーディオ製品一筋で大々的に事業を行っているメーカーがぽつぽつ無くなっている時代だからでありこの辺りは改めて言うまでもないであろう。

いわゆる「ガレージメーカー」といった印象のある「EL SOUND」ブランドの製品はその類を逸脱しているのは、既に音をお聴きになられた方は納得かと思う。
私も当初、この「EL SOUND」の音質、製品の価格バランスに非常に惹かれてお付き合いが始まったのも事実である。

早速、工場建屋の奥へと案内していただき、その様子を拝見した。

本来、工場内部は撮影&公開はNGであるのだが、特別に、本当に特別にお許しを頂いたので、その様子を少しだけ皆様へお伝えしようと思う。
もちろん、スモークつき写真にはなってしまうがご了承頂きたい。


整理整頓された部品類がある棚がずらりと
そして奥へと続く建屋通路

私が伺った際、従業員の方が5名ほどワーキングデスクで何かの製品を組み立てていた。
手馴れた手つきで組みあがっていく様子は、どこと無く安心感があるものである。
これは、主には先ほど述べたオーディオ以外の製品が大体を占めている。もちろんオーディオアンプなどもあった。
このときは、女性従業員5名が作業中であった


試験フローのデスク
オシロスコープ等の計測器が何台も配置されていた

建屋のあちらこちらには、あらゆる部品が在庫されており、また組み立て途中の基板、エッジング、半田付けの風景なども目にすることが出来た。
半オートメーション化されているこれらの様子は、既にガレージメーカーと言うには相応しくないのかもしれない。品質の良さはこの辺りに現れているのは確かだ。


どこかで見たような基板が・・・・
そう、EPWS-5x のメイン基板がこれからオートメーションマシンで半田付けされる前のもの。


そして、こちらは当店大人気のアナログトランス電源の組みあがり前のもの。
これらは、オーダーを心待ちにしたユーザーの何方かの手に渡る製品である。

組み立ての完了した製品は、
最終チェックの段階を経て、皆様のもとへお届けされる。

代表の山枡氏、自らが最終チェックを行う

当日、出荷前のヘッドフォンアンプのテスト工程を拝見させて頂いたが
バイアス調整、左右出力バランス、出音チェックを1台1台丁寧に行っていた。

このような様子を惜しみも無く私のような者に公開して頂き、感謝感激である。


EL SOUND 試聴室
当店導入予定の EPM-30inv をじっくり堪能

なんと、建屋内に広々とした試聴ルームを完備。
この時もテスト用に、色々なアンプを聞き比べたり等行っていた。
名前は挙げられないが、いわゆる高級オーディオの類はもちろん各種置いてあった。
私からすると、ほぼ遊びの様な光景だが、こんな事を言ってはいけない。立派なお仕事なのだ。

そう、思い出すこと、4年ほど前パワーアンプEPWS-5がとても気に入りこの「EL SOUND」製品を通してオーディオ市場を考えさせられるきっかけを私自身が頂いたのも事実だ。

音質への拘り、そしてユーザーの視点に立った価格設定、極力無駄なコストを抑えた製品作りに改めて感動した。
年々、オーディオ製品のオーダーが多くなり嬉しい悲鳴を上げていた山枡氏であったが、
多くのオーディオファンの皆様へ「EL SOUND」ブランドのオーディオ製品を手にして頂きたいという、私からの想いを込めてこのレポートをお伝えしよう。


一足早く、Merry Xmas の京都駅を後にした。


▼おススメのアンプ (EPM-30inv)モノブロックタイプ


▼人気沸騰中のマックパワーキット。シルバーパネルとなって登場!

▼ほんとうに多くのファンに買って頂きました USB互換アナログトランス電源

▼定番商品のバイワイヤータイプUSBケーブル


▼超定番商品のEPWS-5V


▼電源を制するものは音を制する。汎用アナログ電源。電圧・電流・出力DCプラグ等、多様なカスタムに応じます。

2011年12月8日木曜日

渡泰レポート & ピュアサウンド横浜センター北店

だいぶ寒くなって参りましたが、オーディオファンの方ならびに音楽ファンの方、いかがお過ごしでしょうか?

先日、長らく微笑みの国・タイ王国へ行って参りまして何かと皆様には御迷惑をお掛け致しました。
そんな最中、応援してくださったお客様、メーカー様ありがとうございました。
その時のレポートを少しだけ・・・

首都バンコクは、洪水の被害に遭いながらも実に賑やかでこの日本の超底冷え状態とは一変して、気候も35度前後と相成ってかとても華やかな土地でした。

諸用で、中心街にあるMBKセンター(大型のショッピングモール)に立ち寄ったのですが、8階建てのかなり広いフロアにひしめいている店舗は活気があって、なんでこんなに人が居るのかというくらいお客でごった返していました。

洪水の影響なのか、駐車場には非難車もあったようで常に満車状態でしたが、とにかく無理なく活発な感じを肌で感じてきました。

そんなMBKセンターの最上階に行った際に、つい「Hi-End Audio」と看板を掲げたお店があったのでパシャリと。
おっ、ということで覗いてみますと、、、

なんと、日本のメーカーを主体(?)に、その他見知らぬメーカーの高級オーディオらしきものが数々展示されていました。
オーディオファンここにありき、のようなとても綺麗なお店でした。

ただ、私が立ち寄った際に店内は閑散としていて、一人もお客さんは居ませんでしたが実際のところ同業者としては客入りが気になったりするところです。(;´Д`)


さて、そんな海外のオーディオ事情に少しだけ触れた後で、国内の話題に戻ります。
しばらく音沙汰ありませんでしが、都筑区センター北(横浜市営地下鉄線)にて、遅ればせながらオーディオショールームを復活オープンします。


現在のメインは、SOULNOTE、ELSOUNDブランドのラインナップでの試聴が行える様になっています。(今後のラインナップ予定は、TiGLON、フェーズメーション、Weiss、etc...)
現在、手が足りておらず少しづつですがPCオーディオ再生の環境を整えているところです。
完全予約制、時間制限での受付となりますが、ご興味の有る方は(ご予約の上で)是非ご来店下さい。
そして、この日本の超底冷え状態を少しづつでも回復していきたいものです。

一風変わったショールームとなっていますので、ご来店の際には予め心の準備をお願いいたします。(;´Д`)

お問い合わせはこちらから ご来店の際には必ず前日迄に御連絡下さい。